[GLOBAL M&A]
2009年6月号 176号
(2009/05/15)
ソフトウエア大手、米オラクル、コンピューター大手の米サンを買収
企業向けソフトウエア大手の米オラクルは、コンピューター大手の米サン・マイクロシステムズを現金で買収する。総額は約74億ドル。サンは主力のサーバー事業の競争激化などにより業績が低迷。2008年秋以降は主要顧客の金融機関向けシステム販売が激減、同年7-9月期は最終赤字となっていた。米IBMから総額約70億ドルの買収提案を受けていたが、交渉が決裂していた。オラクルは企業向けソフトを強化し、新たにサーバーなどハード事業にも本格参入する。ソフトからハードまで手がける総合IT企業を目指す。日本勢への影響も大きい。
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