[GLOBAL M&A]
2009年8月号 178号
(2009/07/15)
フィンランド通信機器大手NSN、カナダ同業ノーテルのLTE開発部門とCDMA事業を譲り受け
フィンランド通信機器大手ノキア・シーメンス・ネットワークス(NSN)は、経営破たんしたカナダの同業大手ノーテル・ネットワークスの携帯向け高速データ通信規格「LTE」開発部門とワイヤレス技術研究(CDMA)事業を譲り受ける。金額は6億5000万。従業員の雇用はNSNが引き継ぐ。LTEは、各国の主要通信会社が次世代技術として採用を決定。今後の発展が見込まれる。CDMA事業は、米携帯サービス大手が採用する主要ネットワークの1つ。
NSNは、競争力の弱かった北米市場で足場を築き、LTE事業をさらに強化する。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[藤原裕之の金融・経済レポート]