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2009年10月号 180号
(2009/09/15)
総件数の8.6%。6年ぶりの低水準
日本企業に対する投資会社のM&Aは、1-8月期110件と、前年同期比64件、36.7%の減少となった。総件数に占める割合は8.6%と1割を下回り、2003年の8.6%以来、6年ぶりの低水準となった。このままのペースでいくと、年間で200件を下回り、過去最高を記録した07年の401件から2年で半数以下に落ち込むことになる。リーマン・ショックから1年。金融危機の影響で、引き続き投資の動きが停滞しているほか、投資先の業績が低迷したまま、投資回収できないファンドも増えている。ファンドにとって踏ん張りどきだが、淘汰、再編も進みそうだ。(レコフデータ 吉富 優子)
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