[M&A戦略と法務]
2010年8月号 190号
(2010/07/15)
第一 はじめに
M&Aクロージング後の統合プロセス(PostMergerIntegration、 PMIといわれる)における労務問題については、昨今、論文等による議論・研究も進んでいるところである。とりわけ、問題となりやすいのが、合併や会社分割(吸収分割)といった、包括承継の形式を取るM&Aの場合であり、一般的に取り上げられているものでも、ア.統合に伴う解雇の可否、イ.労働条件の変更・統合、ウ.労働組合の統合、エ.労働協約の効力拡張の有無、オ.退職金・年金制度の統合といった論点が議論の対象になっている。
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