[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
2011年1月号 195号
(2010/12/15)
11月のM&A市場では、国内の資金需要が低迷する中、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が英銀大手ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)からプロジェクトファイナンス事業の関連資産を取得するなど大手銀行による海外事業拡大の動きが目立った。また生保業界でも、明治安田生命保険が独生命保険会社に資本参加し、海外保険市場進出を強化する。丸紅は、産業革新機構(東京)と共同でチリ3位の水事業会社を買収する。日本企業による水事業の買収案件で過去最大となる。国内M&Aでは、少子化などにより国内市場が縮小する中、ベビー用品大手のコンビや飲食店併設の雑貨店「アフタヌーンティー」を展開するサザビーリーグがMBOを実施し、非上場化する。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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