[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
2011年4月号 198号
(2011/03/15)
介護保険制度の見直しへ
介護市場では、2000年の介護保険制度導入を契機に民間企業の介護事業分野への参入が活発化した。
介護保険サービスは大きく在宅サービスと施設・居住系介護サービスの2つに分かれている。在宅サービスには、訪問介護(ホームヘルプサービス)、通所介護(デイサービス)、短期入所生活介護等がある。また、施設・居住系介護サービスには「介護保険施設」と「その他の施設」があり、介護保険施設とは、介護保険上で定められた施設のことで、特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、老人保健施設 (介護老人保健施設)、介護療養型医療施設の3つがあり、この3施設の運営主体は社会福祉法人、医療法人に限られ、営利法人は参入できない。その他の施設としては、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)、有料老人ホームや軽費老人ホーム(特定施設入居者生活介護)等がある。
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[企業変革手段としてのM&Aの新潮流 Season4]