[ポストM&A戦略]
2013年4月号 222号
(2013/03/15)
100日プランとは、買収後の経営の進め方についての基本方針、あるいはさらに踏み込んだ具体的アクションプランである。100日プランの出来具合が買収のリターンを大きく左右するだけに、M&Aの全体を通して、買い手にとって非常に重要なポイントの一つである。また、買収を通じて会社がぐんと良くなるのかどうなのか、買収先の社員にとっても重要な関心事である。
しかし「これが今回の買収の100日プラン」と銘打って社外に公表する例は少なくとも日本ではあまりないので、これまでPMI(Post Merger Integration)に直接的にかかわる機会がなかった方々にとっては、100日プランは「聞いたことはあるけれども見たことがない」ものの代表例となっている。そこで本稿では、100日プランの内容や策定時期などについての考えかたを整理し、主要な問題を提起したい。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]