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2015年7月号 249号
(2015/06/15)
日本企業の海外M&A(IN-OUT)のうち、買収した海外子会社を通じたM&Aは、2014年1年間で64件と、2013年の32件から倍増し、IN-OUT全体に占める割合は1割を超えた。今年も5月までで19件と、引き続き高水準で推移している。電通は、2013年3月に買収した英イージスグループを海外本社と位置づけ、2年余りで34件のM&Aを行い、世界戦略を加速させている。日本企業の海外M&Aは、本格化した2006年以降、累計4000件を超え、大型案件も増えている。実績の積み上げとともに、今後は獲得した経営資源をどう生かすかが早期グローバル化実現の鍵となりそうだ。
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