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2016年4月号 258号
(2016/03/15)
総合商社による海外M&A(IN-OUT)は1-2月期12件と、件数は前年同期と同件数だが、金額合計(公表分)は約89億円と、前年同期の1兆6604億円から激減し、大型投資にブレーキがかかっている。12件の投資先はいずれも「非資源」分野で、世界大手との連携強化の動きが目立つ。2012年に「非資源」分野への事業投資が本格化し始めて3年余り。原油安に伴う資源・エネルギー事業の採算悪化に加え、新興国の景気低迷で、成長の柱として買収した食料関連事業などの立て直しも急務だ。いかに事業を有機的につなぎ合わせ、収益を最大化させるか、各社の模索は続きそうだ。
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