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2016年7月号 261号
(2016/06/15)
国内系ファンドが活発化。外資系は停滞
日本企業に対する投資会社のM&Aのうち、経営権を取得して企業や事業を経営改善、再生するバイアウト系(形態が買収、事業譲渡の案件)は、1-5月期32件と、前年同期の34件から5.8%減少した。うち、OUT-IN(外資系ファンドの案件)が7件と停滞したためだ。他方、IN-IN(国内系ファンドの案件)は25件、25%増と活発化している。25件中10件はオーナーなどから取得する事業承継案件だ。コーポレートガバナンス・コードが適用されて1年。ROEなど生産性向上が求められるなか、上場企業の事業見直しによる大型売却が本格化する可能性も高くなってきた。
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