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2016年10月号 264号
(2016/09/15)
非製造業企業による海外M&A(IN-OUT)は1-8月期120件と、前年同期の100件から20%増加し、同期間で過去最多となった。IN-OUT全体の約3割を占める。120件の日本企業(当事者1)の業種(中分類)は「サービス」「ソフト・情報」が圧倒的に多く、同業へのM&Aを活発化させている。金額もソフトバンクによる英半導体設計大手のアーム・ホールディングスの大型買収発表を受けて3兆8349億円と過去最高を記録した。2006年に製造業の海外M&Aが本格化して10年余り。有形資産から知的資産や人的資産などの無形資産の取得へ、海外M&Aの構造変化が鮮明になってきた。
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
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