[GLOBAL M&A]
2017年1月号 267号
（2016/12/15）
独シーメンス、米産業用ソフトウェア大手のメンター・グラフィックスを買収 （GER/USA）
独シーメンスは、産業用ソフトウェアを手掛ける米メンター・グラフィックスを45億㌦（約4860億円）で買収する。メンターは半導体やIC（集積回路）、カーエレクトロニクス等の設計ソフトに強みを持ち、通信、家電、半導体、航空等幅広い業界に顧客を持つ。シーメンスはIoT時代を見据え、製造業顧客の「工場のデジタル化」を支援している。メンターの買収で、シーメンスは企画・設計、製造からサービス、廃棄に至るまで一貫して手掛ける製品ライフサイクル管理（PLM）ソフト事業を強化し、IoT分野で競合する米GE等に対抗する。また、買収後4年以内に1億ユーロ（約116億円）の相乗効果も見込む。
＊Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
［Webマール］
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
［Webインタビュー］
