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2018年1月号 279号

(2017/12/15)

「外資系投資ファンドによる対日M&A動向(2)」3兆円で過去最高。カーブアウト型が本格化

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  外資系投資ファンドによる対日M&Aは1-11月期75件と、前年同期の66件から13.6%の増加となった。金額合計は約3兆円で過去最高を記録した。バイアウト系(買収と事業譲渡の合計)では、米ベインキャピタルを軸とする企業コンソーシアムによる東芝子会社の東芝メモリの買収のほか、米KKRによる日立製作所子会社の日立工機、日立国際電気の買収など、日本企業がファンドを活用し事業や子会社を切り出す「カーブアウト型」の案件が本格化してきた。その他(資本参加と出資拡大の合計)では、もの言う株主の動きも活発化してきており、今後の動向が注目される。

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