アパレル業界のM&Aは、1-7月期36件と前年同期の26件から38.4%の増加となった。消費者の低価格指向の高まりや主要販路の百貨店で服が売れず厳しい経営環境が続くなか、成長が見込めるEC事業の拡大や海外展開の強化、ベンチャー投資による新たなビジネスモデルの創出に取り組んでいる。一部報道では、ワールドは2005年にMBOにより非上場化して以来、13年ぶりに再上場する見通し。デジタル技術の進展に伴いネット販売や中古品取引市場も台頭してきており、各社とも新規事業開発、既存事業改革に向け、勝ち残りをかけたM&Aがさらに活発化しそうだ。
2018年1-7月の動き
1-7月期36件の内訳は