[M&Aトピックス]

(2023/02/08)

カーライルCEOに、GS元社長兼共同COOのハービー・シュワルツ氏が就任へ

Harvey Schwartz 投資会社カーライルのCEOに、2023年2月15日付でハービー・シュワルツ氏が就任する。シュワルツ氏はゴールドマン・サックス(GS)の元社長兼共同COOで、GSの社長就任前はCFOとして財務や資本配分戦略を管掌していた。

 コンウェイ氏は、暫定CEOを退任し、引き続きルーベンシュタイン氏とともに共同会長として職務にあたる。2023年2月15日付の肩書きは、シュワルツ氏がCEO、コンウェイ氏が共同創業者兼共同会長(Co-Founder and Co-Chairman)、ルーベンシュタイン氏が、共同創業者兼共同会長 (Co-Founder and Co-Chairman)となる。

 次期CEOとなるハービー・シュワルツ氏は「カーライルのシニア・リーダーおよびグローバル・チームの皆と共に、カーライルの強力な基盤を元に、足元の市場環境および将来における様々な機会をしっかり捉えていきたいと考えている」などとコメントしている。

■Harvey Schwartz(ハービー・シュワルツ)氏(58歳)
1997年にゴールドマン・サックス(GS)に入社、CFO、証券部門の共同グローバル・ヘッド、証券のセールス部門のヘッド、北米セールスのヘッド、および米州ファイナンシング・グループの共同ヘッドなどの要職を多数歴任。同社のマネジメント・コミッティーのメンバーを務めた。GSの投資方針委員会を創設し、自身もメンバーを務めた。GS入社前は、1990年から1997年に在籍したシティコープ社を含む複数の金融機関で計10年間勤務。コロンビア大学で経営学修士号(MBA)取得。

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