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(2024/12/12)

東証調べ 2024年1~12月のIPOは86社

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 東京証券取引所によれば、2024年1~12月の国内市場において新規上場(IPO)をする企業数は86社(対前年比で10社減)で着地する見込み(注1、図表1)。国内グロース市場の低迷によりIPOを見送る動きが一部企業で出たことなどを受けて、新規上場する企業は昨年比で大きく減少することになった。市場別内訳は、プライム市場4社、スタンダード市場13社、グロース市場64社、その他が5社となる。2024年にIPOをする企業の一覧は図表3の通り。

 2024年の主なトピックとしては東京地下鉄の上場が挙げられる。同社の初値時価総額9470億円、ファイナンス規模3486億円は、過去5年で最大となる。また、2024年は初値時価総額1000億円以上の新規上場が6件実現する見込み(12月18日上場のキオクシア含む)であるほか、スイングバイIPO(注2)も2件起こった(KDDI傘下だったソラコム、LINEヤフーの傘下だったdely)。

(注1)TOKYO PRO Marketへの上場を除く。2024年12月6日時点での見込み値。
(注2)スタートアップが大企業のサポートを得て成長しIPOに至ること。

【図表1】国内新規上場会社数の推移(一般市場のみ)
国内新規上場会社数の推移(一般市場のみ)
(出所)東証

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