[M&A戦略と法務]
2008年6月号 164号
(2008/05/15)
第一 技術の獲得を目的としたM&A
グローバル競争が激化する中、製造業においても業界再編型やクロスボーダーのM&Aが増加し、大企業による技術力強化のためのM&Aが注目されている。また、技術力を有する中小企業が、生き残るための選択肢として、M&Aや事業提携を戦略的に活用することも一般的になってきている(注一)。
製造業にとって研究開発戦略とライセンス戦略は車の両輪であり、知的財産に関するデューディリジェンス(以下「知財DD」という。)の調査項目として、ライセンス契約の重要性は今後ますます高まってくるものと思われる。知財推進計画二〇〇七の中にも、「知的財産を戦略的に活用する」という項目が掲げられ、その具体的施策として「ライセンス活動の円滑化」が挙げられている。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]