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2008年1月号 159号
（2007/12/15）
すでに７４件で過去最高。敵対的は５件
日本で届出をしたＴＯＢによるＭ＆Ａ（グループ内Ｍ＆Ａ、その他ＴＯＢを除く）が急増している。１１月は１８件、１－１１月期は７４件と、前年１年間の５７件を大幅に上回り、過去最高を記録した。買付金額合計は２兆３１７８億円と、金額総額の２割超を占めるまでとなった。業界再編が本格化するなか、上場会社に対するＭ＆Ａが増加しているため、ＴＯＢも自ずと増えている。買い手は、事業会社、投資ファンドに外国企業が加わり、さらに経営陣による非公開化（ＭＢＯ）案件が再び増加傾向を示すなど、多様化してきている。成功例はないが、敵対的に発展するものも５件と増えており、今後も目が離せない。
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