[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]

2008年8月号 166号

(2008/07/15)

第一三共が国内第二位の製薬会社に

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六月のM&A市場では、海外に向けて活発な動きが見られた。第一三共が、インド最大の製薬会社、ランバクシー・ラボラトリーズの買収を発表し、武田薬品工業に次ぐ国内二位に浮上する。三井住友銀行(東京)は、英の大手金融機関、バークレイズ・ピーエルシーに出資する。国内では株主総会シーズンを迎え、委任状争奪戦も展開されたが、日本ハウズイングが求めていた防衛策発動が承認され、原弘産が計画しているTOB封じ込めに成功。しかし、前月、ファンドから再任を拒否されたアデランスの社長が退任を決めるなど、株主に顔を向けての経営が求められる時代となった。六月のM&A件数は一八五件で、前年同月比では、二五件減、一一・九%減となった。

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