[GLOBAL M&A]
2007年3月号 149号
(2007/02/15)
仏原子力大手アレバ、独風力発電REパワー・システムズを買収
仏原子力大手アレバは、独風力発電設備メーカーのREパワー・システムズをTOBにより買収する。アレバはREパワー株式29.99%を保有しており、TOBにより残りの全株式取得を目指す。買付価格は1株105ユーロ(約16400円)、総額は5億9500万ユーロ(約930億円)。風力発電設備は欧州や米で需要が多く、現在は陸上設置型が主流。しかし2010年には頭打ちとなり、洋上設置型の需要が増えると予想されている。REパワーは洋上型風力設備を取り揃えている。アレバは、買収により二酸化炭素を排出しないエネルギー事業の拡大戦略の強化を図る。
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