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2008年10月号 168号
(2008/09/15)
1-8月期、12.5%減。製造業とのトップ交代も
ここ数年、日本のM&Aを牽引してきた非製造業企業が買い手(当事者1)となるM&Aが低迷している。1 -8月は516件と、前年同期比74件、12.5%の減少。総件数に占める割合も、ピークだった2006年の36.4 %から32.1%まで低下し、今年のM&A低調の要因の一つともなっている。逆に製造業のM&Aが30.6%と好調で、業種(大分類)別のトップ交代も現実のものとなってきた。内需型業種を多く含む非製造業は、人口減少、国内需要の停滞などで厳しい環境に置かれ、再編圧力が高まっている。しかし、成長市場を求めM&Aによる海外戦略強化の動きを活発化させている製造業と比較すると、出遅れ感がある。本格的な再編が急がれる。
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