※本記事は、M&A専門誌マール 2025年4月号 通巻366号(2025/3/17発売予定)の記事です。速報性を重視し、先行リリースしました。
小島 秀毅氏
SHIFTはソフトウェアの「品質保証」を基点に、ユーザーの「売れるサービス作り」全体をサポートする企業で、従業員は連結で約1万4000人、グループ会社は37社(2025年2月末現在)にのぼる。これまで中期成長戦略として2025年までに売上高1000億円を目指す事業計画「SHIFT1000」を掲げ、2024年8月期の通期決算で達成。現在は2028~30年までに売上高3000億円達成を目標とした中期成長戦略「SHIFT3000」に向けてさまざまな取り組みを行っている。
この取り組みのなかで期待される施策の1つが「海外展開」で、それを担うのが2025年2月に設立されたSHIFT USA(本社:米国カリフォルニア州)だ。SHIFT USAはSHIFTの海外戦略を推進する目的で設立された米国子会社で、取締役CEOにはSHIFTをM&A巧者に導いた小島秀毅(ひでたか)氏が就任している。