[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2018年1月号 279号
（2017/12/15）
1. 2017年11月は「関東・甲信越」など4ブロックで買い手、売り手とも前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2017年11月に実施（発表）したM&A件数を全国6ブロック別（地方別）にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「北海道・東北」で買い手が6件から9件、売り手が11件から15件に増加、「関東・甲信越」で買い手が130件から191件、売り手が110件から155件に増加。「北陸・中部」で買い手が12件から20件、売り手が12件から15件に増加、「中国・四国」で買い手が4件から8件、売り手が4件から6件に増加と、4ブロックで買い手・売り手ともに増加した。また、「九州・沖縄」で買い手が8件で同件数、売り手が4件から10件に増加した。そのほか、「近畿」では買い手が27件から20件に減少、売り手が14件から18件に増加した。
1-11月の累計を前年同期と比較してみると、
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［マールレポート ～企業ケーススタディ～］
