[M&Aの現場から]

2013年7月号 225号

(2013/06/15)

【エゴンゼンダーインターナショナル】 経営陣の強化を支援するグローバル・コンサルティング会社

 佃 秀昭(代表取締役)
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佃 秀昭 代表取締役  エゴンゼンダーは1964年エゴン・ゼンダー氏によってスイスで設立された経営人材コンサルティング会社であり、世界40カ国・地域に66拠点を展開している。経営幹部の採用を支援するエグゼクティブサーチでは世界最大手企業である。登録型のエージェントとは異なり、人材を必要とする企業からの条件をもとに適切な人材を紹介したり、優秀な最高経営責任者(CEO)の育成や、次世代の経営陣の選抜などを実施している。

   「私どものビジネスを一言でいうと、経営陣の強化を支援するコンサルティング会社で、東京オフィスは72年に開設されました。2012年に開設40周年を迎えたわけですが、40年前に欧州以外の地域に当社のオフィスができたのは米国でもシンガポールでもなく日本でした。この事実は、日本市場がエゴンゼンダーにとってビジネスの土台としていかに重要であるかを示しています」と語るのは、エゴンゼンダーインターナショナルの佃秀昭・代表取締役。

   佃氏は86年に東京大学法学部を卒業して三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。91年マサチューセッツ工科大学スローンスクール修了。MS(経営科学)取得。93年人事部長代理。邦銀初の成果主義を取り入れるなど同行の抜本的な人事制度改革を主導。99年主に金融機関に向けた報酬調査および人事コンサルティングを行うマクラガンパートナーズアジア入社。日系の金融機関に向けた人事改革プロジェクトを支援。2000年エゴンゼンダーインターナショナルに入社。10年11月東京オフィスの代表取締役に就任した。

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