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(2016/07/27)

ヒビノ

~M&Aで事業領域を拡大し、音と映像の「オンリーワン・ナンバーワン企業」を目指す~

1.はじめに

 モノ余りと言われる昨今、消費の傾向は「モノに対する消費」から豊かな体験を求める「コトに対する消費」に変化しているとされる。音楽業界においても例外ではないようだ。CDの販売低迷など縮小傾向が続いていると言われる音楽業界において、コンサート市場は拡大し続けている。2006年に924億円だった市場規模(売上額)は2015年には3186億円(前年比68%増)となり、10年間で3.4倍に拡大した(一般社団法人コンサートプロモーターズ協会「平成27年基礎調査報告書」より)。

 全国各地で行われているコンサートやイベントで音響・映像分野に特化した事業を展開しているのがヒビノ(東証ジャスダック上場)である。ヒビノが取り扱う音響プロデュースは1日平均21件、担当アーティスト472組(2015年度実績)に上っている。

 これまで同社は、M&Aなどを通じて事業領域を拡大してきた。現在は、音響機器販売・施工事業やコンサート・イベント事業などを手がけている。それぞれの事業分野でみると競合先はあるものの、音響・映像をトータルに提供する独自性のある企業といえる。本稿ではヒビノの沿革やM&Aについて振り返ってみたい。

2.ヒビノ ― 音と映像に特化した事業を展開

(1)沿革

 1964年に日比野宏明現会長によって設立されたヒビノ電気音響(現ヒビノ)は、業務用音響機器(ジュークボックス)の設計・販売・修理事業でスタートした。1970年の日本万国博覧会(大阪万博)開催などを契機に…

 

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