[Webインタビュー]

(2011/05/25)

【第7回】ニューホライズン キャピタル 取締役会長兼社長 安東 泰志

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東日本大震災後の経済復興でPEファンドが果たす役割

復興基金はファンド・オブ・ファンズの活用で

――東日本大震災後の経済復興についてどのようなスタンスで臨むべきだと考えていますか。

「たとえば、被災によって工場を失い、再建にあたって二重債務を抱えることになってしまった事業者の方々については、債務負担の軽減は必須です。しかし、それは一義的には回収不能債権として銀行がコスト負担すべき問題であり、それを抜きにして被災者の方々に国がお金を出すことで結果的に納税者のお金で銀行を救うということであってはならないと思います。仮に銀行が多額の債権放棄の結果として、固定費削減などの自助努力をしてもそのコストを賄えずに資本不足になるということあれば、その時に銀行が何らかの手段で資本増強を行なうべきでしょう。そうした企業再生の大原則はうやむやにすべきではありません」

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