[Webインタビュー]

(2016/04/13)

【第68回】M&Aなどによるグローバル事業展開が進む中で注目される、クラウド・ベースのトレジャリー・マネジメント・システム(TMS)の活用

 副島 弘行(キリバ・ジャパン 副社長)
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クラウド・ベースのTMSとは


―― 海外企業の買収などによる日本企業の海外展開が加速しています。それに伴って、グローバルなグループ会社の財務データを集め世界中の銀行取引データと合わせて分析を行い、財務戦略を立てて実行する必要性も増加しています。こうした中で、グローバルに事業を展開している企業の中にクラウド・ベースのトレジャリー・マネジメント・システム(TMS)の利用を検討している企業が増えていると言われます。まずTMSとはどのようなものか教えてください。

「TMSは、主に大企業向けの日々の資金決済や資金管理・財務管理の高度化に関するさまざまなソリューションを指しています。一般的にはキャッシュ・プーリングやネッティング、支払代行に代表されるキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)や為替管理や資金繰り管理、マーケットリスク管理等のソリューションによって構成されています。

 キャッシュ・プ―リングとは・・・


 

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