[視点]

2011年3月号 197号

(2011/02/15)

企業結合会計に対する疑問

筑波大学大学院ビジネス科学研究科教授 弥永 真生
  • A,B,EXコース

企業結合会計基準の現状と展望

企業会計基準委員会は『企業結合に関する会計基準』(企業結合会計基準)を公表しているが、これは、国際会計基準(IAS/IFRS)とのコンバージェンスを図るという観点から、共同支配企業の形成、共通支配下の取引及び逆取得の場合を除き、パーチェス法による会計処理を要求している。また、負ののれんは即時収益計上することとする一方で(正の)のれんは資産計上し、20年以内の効果の及ぶ期間にわたって償却すべきこととしている。

この記事は、Aコース会員、Bコース会員、EXコース会員限定です

マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。

バックナンバー

おすすめ記事