[M&Aの現場から]
2017年2月特大号 268号
(2017/01/19)
マーキュリア インベストメントは、2005年10月に設立されたプライベート・エクイティ投資の運用会社。設立10周年を迎えた15年には既存の主要株主である日本政策投資銀行(DBJ)に加えて、新たに伊藤忠商事、三井住友信託銀行を株主に迎え、16年1月「ADキャピタル」から「マーキュリア インベストメント」に商号変更。同年10月17日に東京証券取引所第2部市場に上場した。
「当社の特徴は、クロスボーダーで国や地域を超え、既存のビジネスの枠組みにとらわれずに挑戦することをコンセプトとして、1つの戦略に固執するのではなく、時代の変化に応じて適切な運用戦略を使い分けてゆく点にあります。具体的には、成長投資戦略、バリュー投資戦略、バイアウト投資戦略、不動産投資戦略、キャッシュ・フロー投資戦略の5つの投資戦略を時代の変化に応じて使い分けてきました。例えば、初期に手掛けた成長ファンドでは中国の経済成長に着目した不動産投資を行い、子会社であるSpring Asset Management Limitedを通じて、香港証券取引所へリート(不動産投資信託)であるSpring REITを上場させました。また、中国のデータセンターへの投資では…
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――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]