[データを読む]
2012年5月号 211号
(2012/04/15)
ドラッグストア・調剤薬局業界のM&A件数は1-3月期8件と、前年同期の6件から2件、33.3%増加した。8件のうち3件はドラッグストア最大手のマツモトキヨシホールディングスの案件で、地方の中小ドラッグチェーンを買収して規模拡大を進めている。近年は都市部への出店が一巡し店舗は飽和状態で、価格を下げあう過当競争に陥っているのが現状だ。2009年6月の改正薬事法施行から3年。上場企業を中心とした業界再編が進んでおり、群雄割拠の状態から有力チェーンへの集約化の段階に移ってきた。高齢化の進展を背景に、都市部から地方まで、再編・淘汰が本格化しそうだ。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]