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2017年11月号 277号

(2017/10/17)

「製造業による海外M&A(IN-OUT)動向」7.3%減。電機、化学がブレーキ(1-9月期)

  • A,B,EXコース

  日本企業の海外M&A(IN-OUT)のうち、製造業が買い手(当事者1)となる案件は、1-9月期163件と、前年同期の176件から7.3%の減少となった。なかでも、けん引役の電機、化学が2割以上減少し、これまでの勢いにブレーキをかけている。その他の業種(商業、金融、非製造業)がともに増加しているなかでIN-OUT全体に占める割合は33%まで低下し、今年中に非製造業に抜かれる可能性もでてきた。製造業の海外M&Aが本格化して10年余り。昨今、大型買収案件の失敗事例が取り沙汰されるなかで、いかにM&A戦略を成功に導くか、PMIを含めた今後の取り組みが注目される。

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