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2017年12月号 278号
(2017/11/15)
「株式交換」を活用したM&Aは1-10月期42件と、前年同期の27件から55.6%の増加となった。すでに前年1年間の32件を超えている。上場企業同士の案件が2件と激減する一方で、上場企業と未上場企業の組み合わせが35件と2.1倍に増加した。1999年10月の株式交換・移転制度導入当初、新興市場上場企業が積極的に活用して活発化し、その後、東証1部上場など大企業同士の経営統合手法として広がったが、昨今は上場企業がベンチャーなど未上場企業との協業を推進する手段として有効活用している。株式市場の回復も相まって、同制度を活用したM&Aが再び活発化しそうだ。
2017年1-10月の動き
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