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2009年6月号 176号
(2009/05/15)
1-4月期、2倍。製造業を中心に再び活発化へ
単独では成長戦略を描けなくなった事業を複数の会社間で統合する「事業統合」が、2009年に入って増加している。1-4月期10件と、前年同期の5件から倍増となった。当事者1(買い手)の業種は、10件中8件が製造業だ。事業統合は、バブル崩壊後の長引く経済低迷のなかで2000年に本格化し、会社分割制度の施行などを受けて01年に57件と活発化した。その後は、企業業績の回復とともに減少し、08年は1年間で10件まで低下していた。世界同時不況の影響で市場が低迷し、業績が再び悪化するなか、製造業を中心に同手法を活用した業界再編の動きが再び活発化しそうだ。
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