[編集部から]

2022年6月号 332号

(2022/05/13)

次号予告と編集後記(2022年6月号)

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次号予告

2022年7月号
特集:企業変革手段としてのM&Aの新潮流Season2
[対談]パナソニックの企業変革とM&A ~ブルーヨンダー買収後のビジネスモデル変革の要諦
2022年6月9日 マールオンライン上の先行リリース 
2022年6月15日 発売予定 
※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記

■先日取材したあおぞら銀行の統合報告書(2021年版)に、非財務情報として「女性平均勤続年数」「中途採用者管理職比率」「個人投資家向け説明会参加人数」などの珍しい数値の年度別推移がROEなどの財務情報と並べて載せられており、ふと目に留まりました。足元では、有価証券報告書の「従業員の状況」の欄に、女性管理職比率や男性育休取得率、男女間賃金格差の開示を義務付けるよう検討が進められています。
こうした開示制度に対する賛否はさておき、統合報告書や有報から企業風土を読み取ろうとするステークホルダーは増え、それに伴い企業の開示の在り方も変容しそうです。内閣官房の「非財務情報可視化研究会」の議事要旨を読むと、企業IRの在り方、欧州での先進的なルール整備の状況についても議論が活発化しています。資本市場の取材に当たって、こうした制度動向には目を配っておく必要がありそうです。(武)

■昨年、甲冑師の方とお話しする機会に巡り合えました。甲冑師とは文字通り甲冑を製作する職人さんのことですが、端午の節句に飾る鎧兜を製作する方も含まれます。我が家では展示スペースが確保できないという理由でこれまで鎧兜を用意しておらず、小さい鯉のぼりだけだったのですが、そのことを甲冑師さんにお話ししたところ、小スペースでも飾れる鎧兜があるとのこと。早速見学に行くと、350mlペットボトルサイズの鎧兜がありました。実物の7分の1サイズであることから一般的に「七分の一」と呼ばれるもので、小さいながらも迫力があり、その美しさにすっかり魅了されてしまいました。鎧兜の色やデザインを決め、注文から待つこと半年。先日ついに完成品が届き、息子も大喜びでした。件の甲冑師さんは現在25歳。おじい様もまだまだ現役で、親子三代で甲冑師をされています。硬い印象のある伝統工芸の世界ですが、SNSで製作工程を紹介するなど、親しみがもてるようにと積極的に情報発信されています。代々伝えらえてきた技術を体得しつつ、時代のニーズにあった在り方を模索しながら伝統を守ろうとする若き職人さんの姿に、こちらも刺激を受けました。(郁)

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