[編集部から]

2016年9月号 263号

(2016/08/15)

次号予告と編集後記(2016年9月号)

次号予告

2016年10月号
特集:「
伊藤レポートと2つのコードのインパクト~伊藤邦雄教授が語るガバナンス改革の現状と課題」          2016年9月15日発売予定

※内容は変更されることがあります。タイトルは仮題です。

編集後記


■「以前から、我々は怪しいものではありません、という丁重な姿勢で地方のオーナー社長に御挨拶するのですが、最近では、『わかっていますよ。おたくで5社目ですから』などと言われてしまいます」と、苦笑しながら話すのは、あるPEファンド関係者。各社の担当者は、それぞれの担当する地方のオーナー経営者にアポイントを取り、面会に飛び回っています。
別のPE関係者は、「募集金額を上回る規模の資金が集まりました。投資家から、速やかな投資実行を求められ、プレッシャーを感じています」と語っています。
大企業のコーポレートベンチャーキャピタルの存在感も増してきて、買収金額が高くなっており、投資対象への競争は激化しています。そうした中、日本を代表するPEファンドの代表は、「どんな環境下でも、我々は粛々と水面下で投資を実行していくだけです」と語ります。リオのオリンピックや甲子園に負けない熱い夏の闘いが続いています。(風)

■世界に社会現象を巻き起こしたスマートフォンゲーム「ポケモンGO」。先日、日本でも配信されました。
「ポケモンGO」は、全地球測位システム(GPS)の位置情報と連動し、拡張現実(AR)という技術を活用したゲームで、ゲームの特性から引きこもり解消の効果が期待できることや家族や友人との新たなコミュニケーションツールとなっているそうです。
その一方で、プレーヤーのマナー違反の問題や交通事故が多発するなど、社会問題にもなっています。
急速な技術の進化により、「ポケモン」のゲームの世界をスマホを通して現実で体験できるまでになりました。今後、ますます想像もつかないような技術やモノが生み出されていくことでしょう。
その中で、自分自身をコントロールしなければ、そのモノをつかうのではなく、ふりまわされることになりそうです。
今までとは違った次元での判断が求められていく中で、人間はどう進化しうるのでしょうか。(幸)

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