[GLOBAL M&A]
2014年4月号 234号
(2014/03/15)
スウェーデンの鉄鋼大手SSAB、フィンランドの同業ラウタルーキと経営統合で合意 (SWE/FIN)
スウェーデンの鉄鋼大手SSABは、フィンランドの同業ラウタルーキと経営統合する。ラウタルーキの企業価値を101億クローナ(約1620億円)と想定し、SSABが新株を発行してラウタルーキの株主から同社株を前営業日終値に20%上乗せして交換する。統合後の粗鋼生産能力は年880万トンの中堅クラスになる。従業員約5%と運転資金を削減する。年14億クローナ(約220億円)の統合効果を見込む。欧州は鉄鋼需要が低迷し、13年はリーマン・ショック前の07年に比べて30%落ち込んだ。水力発電中心でエネルギーコストが低い北欧勢も再編を迫られ、北欧の鉄鋼メーカーは実質1社に集約される。
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