[GLOBAL M&A]
2016年8月号 262号
(2016/07/15)
独シーメンスとスペインの風力発電機大手ガメサが風力発電事業を統合 (GER/ESP)
独シーメンスとスペインの風力発電機大手ガメサは、新会社を設立し風力発電事業を統合する。新会社の株式はシーメンスが59%保有し同社の連結対象になる。残り41%はガメサの既存株主が保有する。統合後風力発電能力は6900万KW、合計売上高は93億ユーロ(約1兆1000億円)となり、同業界で世界首位に浮上の見込み。シーメンスは北米や欧州北部、ガメサはインドや南米等で強く地域補完を見込む。また、スケールメリットを生かし発電効率やコスト競争力向上を図る。新会社は本社と陸上部門本部をスペインに、洋上部門本部をドイツとデンマークに置き、スペイン市場で上場を維持する。
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