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[マールレポート ~企業ケーススタディ~]

2017年4月号 270号

(2017/03/15)

【じげん】平尾 丈社長が語る急成長の原動力「M&A戦略とPMI」

創業以来増収増益を達成

右から平尾 丈(じげん 代表取締役社長)、寺田 修輔(同 経営戦略部長)  創業以来、独特なビジネスモデルの展開で増収増益を続けて注目されているのが東証マザーズ市場上場の「じげん」である。同社は2006年6月に、現在はソーシャルゲーム事業や広告事業を運営しているドリコム(東証マザーズ)とリクルートグループの共同出資によって「ドリコムジェネレーティッドメディア」として設立された。08年1月に代表取締役社長にリクルート出身の平尾丈氏が就任して以降、現在の主力事業であるライフメディアプラットフォーム事業に注力して業績を伸ばしてきている。ちなみに、同社の16年3月期の売上高は約50億3173万円(対前期比62%増)、営業利益16億943万円、営業利益率32.0%、当期純利益8億9902万円となっている。

  (じげんの創業の経緯等については、MARR online「WEBインタビュー」『急成長ベンチャー「じげん」が打ち出したM&Aファイナンスのスキームと狙い』:2016年8月31日を参照)

  同社が掲げるミッションは「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」の実現で、08年3月に転職情報検索サイト「転職 EX」をスタートさせたのをはじめ、求人や住まいを中心とした生活情報のプラットフォームとして次々とEXサイトを立ち上げて順調に事業を拡大してきた。その後、09年9月には現在の「じげん」に商号変更し、10年9月にはドリコム及びリクルートグループからのMBOを実施、13年11月に東証マザーズへの上場を果たしている。

  上場後は、戦略的M&Aにも積極的に取り組んできており、14年3月には証券業のインターキャピタル証券の100%株式を取得したのをはじめ、同年7月には人材紹介会社向けに基幹システムを提供するブレイン・ラボ、同年9月には理美容業界特化型の求人メディアを運営するリジョブを完全子会社化。さらに16年4月には不動産仲介企業に対してサイト制作及びウェブマーケティング支援を行うエリアビジネスマーケティング(ABM)、17年1月には東海地域最大規模の求人広告企業である三光アドの100%株式を取得して、グループ拡大を図っている。

<じげんのM&A案件>

  ライフメディアプラットフォーム事業における運営サイトは既に30サイトを超え、グループ全体のデータベース数は約700万件、月間ユニークユーザー数は約1000万に達している。同社のEXサイトの収益モデルの特徴は、「情報掲載課金」ではなく、実際に案件へ応募や問い合わせが発生した段階で決まった金額をクライアントより受け取る「成果報酬型」の課金体系となっている点にある。メディア構築のエンジンは横展開が容易であることからスピード感を持って事業拡大を進めることを可能にしているといえる。こうしたサービス領域の拡張ともなった同社の成長ドライバーとなっているのがM&Aを中心とする戦略的投資で、同社はこれまでに70億円を投じて8社のM&Aを行ってきている。

  そこで、同社の平尾丈社長とM&Aを推進している経営戦略部の寺田修輔部長にじげんの高成長を実現しているM&A戦略とPMI(Post Merger Integration:M&A成立後の統合プロセス)について聞いた。

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