[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2016年12月号 266号
（2016/11/15）
1. 2016年10月は「関東・甲信越」、「近畿」で前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2016年10月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「関東・甲信越」で買い手が118件から139件、売り手が84件から114件に増加、「近畿」で買い手が26件から33件、売り手が16件から20件に増加と、買い手、売り手ともに増加した。その他、「北海道・東北」は買い手が4件から5件に増加、売り手が11件で同件数、「中国・四国」は買い手が7件から10件に増加、売り手が9件で同件数、「九州・沖縄」は買い手が2件から6件に増加、売り手が8件から7件に減少、「北陸・中部」は買い手が13件から10件に減少、売り手が10件から12件に増加した。
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