[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2017年1月号 267号
（2016/12/15）
1. 2016年11月は「北海道・東北」、「関東・甲信越」で前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2016年11月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「北海道・東北」で買い手が2件から6件、売り手が4件から11件に増加、「関東・甲信越」で買い手が113件から130件、売り手が89件から110件に増加と、買い手、売り手ともに増加した。一方で、「近畿」で買い手が24件から27件に増加、売り手が25件から14件に減少、「九州・沖縄」で買い手が8件で同件数、売り手が9件から4件に減少、「北陸・中部」で買い手が13件から12件に減少、売り手が7件から12件に増加、「中国・四国」で買い手が6件から4件に減少、売り手が6件から4件に減少した。
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