[地方のM&A～中小企業の事業承継・事業再生と地域金融機関の対応～]
2017年5月号 271号
（2017/04/17）
1. 2017年3月は「北陸・中部」、「近畿」、「九州・沖縄」で前年同月比増加
47都道府県に本社を置く日本企業が2017年3月に実施（発表）したM&A件数（地方別M&A件数）を全国6ブロック別にまとめ、それぞれ買い手（当事者1）、売り手（当事者2）別に集計し、前年同月と比較してみると、「北陸・中部」で買い手が11件から15件、売り手が7件から12件に増加、「近畿」で買い手が25件から34件、売り手が15件から28件に増加、「九州・沖縄」で買い手が4件から8件、売り手が6件から9件に増加と、買い手・売り手ともに増加した。他方、「北海道・東北」で買い手が15件から8件、売り手が25件から12件に減少、「関東・甲信越」で買い手が167件から160件、売り手が135件から127件に減少、「中国・四国」で買い手が9件から5件に減少、売り手が8件から7件に減少と、買い手・売り手ともに減少した。
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