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[ポストM&A戦略]

2016年7月号 261号

(2016/06/15)

第91回 すぐやる統合(下)

 竹田 年朗(マーサー ジャパン グローバルM&Aコンサルティング パートナー)

  M&Aによって発生した、目の前の明らかな非効率や機会損失をスピーディに解消したい(但し、後で大きなやり直しがないようにやりたい)、という現場のニーズに応えるのが「すぐやる統合」である。
  前回は、営業組織を例にとって、パターン別にその考え方と留意点について解説したので、今回は引き続いて、その実際の進め方について解説したい。「すぐやる統合」というと簡易に組織統合できる印象を伴うが、統合のプロセスは十分慎重に運ばなければならない。
・最初に「引っ越し方式」で統合組織の最終形を描く
・「神様の仕事」と「王様の仕事」を区分する
・王様は組織統合のガイドラインと業績目標でコントロールする
・統合組織の上部構造を決める
・両組織の生産性や階層を比較する
・組織の基本設計をやり切ってから、人の顔を当てはめる

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