[視点]

2009年6月号 176号

(2009/05/15)

英国企業買収規制の「実像」とわが国への「示唆」

早稲田大学法学学術院 教授 渡辺宏之
  • A,B,EXコース
徹底した株主決定主義
 
わが国では最近、英国の企業買収規制に関する注目が非常に高まっている。英国では、一九六八年より企業買収規制の専門機関である「テイクオーバー・パネル」が存在し、シティ・コード(現在のテイクオーバー・コード)のルールに基づいて、専門家による、市場に密着した迅速・柔軟な買収規制を行ってきた。現在、わが国においても英国の制度からの示唆を受け、日本版テイクオーバー・コードや日本版テイクオーバー・パネルの導入に向けての検討が行われ始めている。
 

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