[特集インタビュー]
2011年11月号 205号
(2011/10/14)
「2010年問題」と買収戦略
--2010年前後から主力製品の特許が各国で相次いで切れる、いわゆる「2010年問題」にどう対応するかが日本の製薬企業の大きな課題と言われました。ちなみに、国内製薬大手の主力製品の米国での特許切れの時期と10年3月期の売上高を見ると││武田薬品工業:消化性潰瘍薬プレバシドの米国での特許切れは09年11月、売上高2181億円。糖尿病アクトス、11年1月、3847億円。アステラス製薬:臓器移植時の拒絶反応薬プログラフ、08年4月、1867億円。ハルナール08年10月、1138億円。エーザイ:アルツハイマー型認知症薬アリセプト、10年11月、3228億円というように、大手製薬企業のブロックバスターは軒並み特許切れを迎えたわけですが、この問題はクリアできたのでしょうか。
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