[マーケットを読む ~今月のM&A状況~]
2012年4月号 210号
(2012/03/15)
2月のM&A市場では、三菱商事による資源・エネルギー関連の海外M&Aが目立った。カナダの資源大手エンカナからシェールガスの権益を取得するほか、英資源大手アングロアメリカンのペルーの銅鉱山開発プロジェクト運営会社に資本参加した。金額はそれぞれ4800億円、600億円(一部報道による)と大型だった。IN-OUTでは、経済発展が期待されるアジア地域へのM&Aも引き続き活発だった。共英製鋼がベトナムの鉄筋棒鋼メーカーから鋼材製造・販売事業を譲り受け、同国北部地域でも鉄鋼事業を開始するほか、東洋エンジニアリングがインドネシア大手エンジニアリング会社を買収し、同国でのビジネス拡大を図る。国内M&AではJ.フロントリテイリングがパルコに資本参加し、連携を深め百貨店ビジネスモデルの変革を加速する。
*Cコース会員の方は、最新号から過去3号分の記事をご覧いただけます
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]
[【バリュエーション】Q&Aで理解する バリュエーションの本質(デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社)]
――4月1日「オリックス・クレジット」から「ドコモ・ファイナンス」に社名変更
[Webインタビュー]