[【小説】経営統合の葛藤と成功戦略]

2012年5月号 211号

(2012/04/15)

第35回 『第三者評価機関からの通告』

文 デロイト トーマツ コンサルティング 神山 友佑
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合併準備作業において深刻な対立が発生してから1カ月以上がたとうとしていたが、山岡ファイナンスサービス社と渋沢ファイナンスコーポレーション社の社長以下統合推進メンバーは、両社の株主の力を借りることでようやく再び顔を合わせるに至った。
株主は抜本的な事態打開に向けて第三者評価機関という外部者介入の必要性を説き、それを受け入れた両社は、ようやく合併への歩みを再び歩み進めることとなった。しかしその先には、予期せぬ事態が明らかになろうとしていた。

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