[視点]
2013年1月号 219号
(2012/12/15)
はじめに
失われた20年が過ぎようとしている。この間、日本経済の雇用と税収は落ち続けている。また、事業所の開廃業率を比較すると、廃業が多く、開業が少ないといわれている。1970~80年代、若い生産年齢人口(15歳から65歳まで)が急増し、国内では作れば売れる時代を経てきた。低い為替レートに守られ、世界から安い原料を輸入し付加価値を付けて輸出し、安くて良い物という世界市場で、日本製品の「好品質ブランド」が定着した。
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[藤原裕之の金融・経済レポート]