[業界動向「M&Aでみる日本の産業新地図」]
2013年3月号 221号
(2013/02/15)
政権交代により円安・株高傾向が少し見られつつあるものの、日本を取り巻くファンダメンタルズに劇的な変化が起こったわけではなく、六重苦と言われる日本 の事業環境は依然厳しい。90年代後半の金融ビックバンによる規制緩和と市場開放で、最もグローバル競争にさらされている金融業界の攻めのM&A 戦略について、国際収支統計といったマクロ経済学的視点も加味しながら検証してみたい。ここには、「株式会社日本」が今後進むべき道も示唆されるはずであ る。
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