[データを読む]
2014年5月号 235号
(2014/04/15)
わが国の化粧品・トイレタリー業界は、扱う商材が必需品であるが故にこれまで比較的安定的に推移してきた。そのためか、他業界と比較してM&Aの数が少ない業界でもある。直近では、2013年7件、今年は3月までで2件に留まる。それでも国内市場が縮小傾向にある昨今では、資生堂、ユニ・チャームなど大手を中心に、アジアなど海外市場の開拓に向けてM&A(IN-OUT)を本格化する動きが目立ってきた。米P&G、英蘭ユニリーバ、仏ロレアルなど世界ランキング上位と比較すると日本企業のM&A戦略は緒に就いたばかりではあるが、業界最大手の花王など、今後の動向が注目される。
マールオンライン会員の方はログインして下さい。ご登録がまだの方は会員登録して下さい。
[Webマール]
[Webインタビュー]
[Webマール]