[特集インタビュー]

2015年10月号 252号

(2015/09/15)

事業承継案件のトレンド変化とPEファンドへの期待

 笹沼 泰助(アドバンテッジ パートナーズ 代表パートナー)
  • A,B,EXコース

笹沼 泰助(アドバンテッジ パートナーズ 代表パートナー)事業承継案件の3つのフェーズ

-- アドバンテッジパートナーズは1992年に設立され、97年に日本初のバイアウト・ファンドを組成してプライベートエクイティ(PE)事業を開始されました。これまでにファンド総額は約3000億円にのぼり、投資企業も約50社というトラックレコードを作ってこられたわけですが、その中には事業承継案件も少なくないと思います。そうした経験から、事業承継案件の変化についてどのようにご覧になっていますか。

「我々が投資を開始して以降の約20年を振り返りますと、事業承継案件には3つのフェーズがあったように思います。

  投資を始めた当初の事業承継案件で多く見られたケースは、後継者問題を抱えた非上場企業です。後継者は別に血縁者でなくてもいいわけで、事業を承継してくれる人材を企業の内外から探そうと思えばできないことはないのですが、実際には後継者問題の背景に、企業経営が難しい状態に立ち至っているというケースが少なくありませんでした。第1フェーズでは、そういう案件が比較的高い頻度でPEファンドに持ち込まれてきたように思います。

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